【短期企画】コロナに負けるな、配信奮闘記 -Day last
こんにちは、一週間と少しで配信環境を整える特別企画、やっと最終日です。
前回はこちら。
企画第一回はこちら。顛末も。
今回は配信の振り返りメインでいきたいと思います。
はい、無事に配信できたんですよ。奇跡だ。がんばった。
動画を一応載せておきます。
配信はこんな感じでした。
これが妖怪のすみかです。せまいね!
では感想を書いていきたいと思います。
感想
まずは前回も載せましたが配線図をもう一度。

パソコン二台体制で、カメラも二台。音源も流せてやりたかったことはやりきれたかなと思います。
バタバタしましたが昨日が本来のツアーの日程で、今日がツアー最終日だったんですよね。更新は飛び飛びになりましたが間に合ってよかったです。
画面切り替えやってよかった。
カメラ切り替えは本当に、時間かかったけど試してよかったです。絵に変化が出ますね。
Canonの古い一眼を無理やりwebカメラ化したものでアップを、ZoomのQ2nで全体をとりました。

Q2nは画角も広いし、webカメラ機能も充実しているし非常に優秀。
カメラ用三脚も使えるしで不満はないですが、もう一台のカメラが一眼だと流石に映像の質に差が出てしまうというか、色味がだいぶ違うので難しいですね。
4kモデルだったらもっと画質がよかったのでしょうか。

Canonの一眼も、Camera Liveというソフトを使って読み込ませたのですがCamtwistの設定が少々めんどくさくなるので、素直にキャプチャーボード繋ぐかWebカメラとしての用途を最初から考えてあるカメラを買うのが良いかと思いました。
これからの時代HDMI端子からじゃなくて普通にUSBから取り込めるカメラって増えていくんじゃないかなと思いましたけどどうなんでしょう。
配信用キャプチャーボードだと気になるのはこれかなあ。
アングル考えだすと結構配置も動かすので、機材はコンパクトな方がいいと思いました。ただでさえ電源やマイクのケーブルやでごちゃごちゃになってましたので私の狭い部屋だとこれ以上置き場がないのもありますね。
あとこのCanonのカメラ、給電しながら撮影ができなかったので、セッティングしたまま放置とかできなかったです。
一回バッテリーを抜くたびにCamera liveを再立ち上げしてCamtwistの再セッティングするのが地味に面倒だったので、配信用には給電できるカメラを選ぶといいかもしれません。
実は配信中も電源が切れないかヒヤヒヤしてました。フル充電していれば2時間くらいは余裕でいけると思いますけれどね。
画質の設定、奥が深い。
チキって画質やFPSなどの設定をかなり下げたので、画面のかくつきは少なかったと思います。一応見れるかなってレベルにはなったかなあと。
フェードのところが若干モザイクみたいになってますが、テスト配信した時はフェード中モザイク画みたいな顔になってたので、だいぶマシだったと思います。
遅延対策とか画質向上とか、もっと最適な設定はありそうです。奥が深い。
Camtwistの設定をもっと遊びたい。
今回触ってみてCamtwistすごいなと思いました。無料でこれは本当にすごい。
MIDIで操作できそうな予感がするのでそれはぜひやってみたいですね。Camtwist studioやタイムラインの機能をもっと色々いじってみたい。
ただMIDIやタイムライン機能は参考記事がなさすぎるので手探りになりそうです。ゆるゆるいじってまた記事にするかもしれません。
あと画面の色味とかもっと調整したいですね。エフェクトをかけて配信しても楽しいかもしれません。
やれることが非常に多そうなソフトなので、もっといじってみたいと思います。
音量バランスの調整がすごく難しい。
今回2番目の反省は全体の音量が小さすぎたことです。何回か繰り返して適切なバランスを探っていきたいところです。
声の音作りも難しいですね。イコライザーや空間系のかけ方などもっと調整したいところがいっぱいあります。
しかしモニターしていたヘッドホンと配信で、声が違いすぎるのはなんでなんでしょうね…。
声色どころかエフェクトのかかり具合から配信とモニターと全然違ってて、ここを一番なんとかしたいです。
自分でやってみて本当Boiler Roomはすごいなと思いました。
Ableton liveでのパフォーマンス自体にもっと慣れたい。
そもそもですけどAbleton live使いこなせてないなって。
今回は普通のライブと違って動きが少ない感じになったので、特にAbletonへの不慣れさが際立ちました。イコライザーとかいじりたいパラメータが色々出てきました。Launch control欲しいです。便利そう。

配信ライブは色々気軽に試せそうなので、もっといろんなことをやっていきたいですね。
ギターを弾いたりとか。DJなんかもしてみたいです。
飲みすぎた。
飲んでテンション上がって、配信中一回音源がブチっといきました。
これが一番の反省です。
みなさんお酒はほどほどに。
今後の配信について
配信自体はすごく楽しかったのでまたやりたいです。
ただ今回妖怪の世を忍ぶ姿が強く出てしまったなって。
別に誰がやっているのか隠したいわけではないけれど、このブログは機材厨の独り言であって私個人の匂いを出しすぎるのは無粋かと思いまして。
このブログはあくまで一個人の機材の感想が書かれたもので。
専門的な解説ブログではなくて、あくまで一人の機材好きの感想が書かれた参考程度にどうぞというもの。そういった気持ちで書いていたりします。
なので今回は勢いで自分の普段の音楽活動と繋げてしまったけれど、常に自分がダダ漏れはやはり違うかなって。
これからも配信ライブは試していきたいですが、このブログや妖怪のTwitterで告知するつもりは今のところありません。
もし気になるよ!って奇特な方がいらっしゃいましたら中の人のYoutubeや中の人のtwitterをフォローしていただければそちらで告知はします。
チェックしていただけると嬉しいです。
これからもライブはちょくちょく上げていこうと思います。
終わりに
なんとか配信機材を整えて配信するところまで行きました。
この企画が始まった時はまだ日本と中国が感染の中心地で、アメリカやヨーロッパにここまで広がるとは思っていなくて。
どんどんと感染の地域は広がって自粛するものは多くなって、最初はアメリカのライブハウスにプロジェクターで配信をどんと写す予定だったのがツアー自体無しになって。
そしてライブハウスがここまでコロナ関連のニュースに取り上げられるようになることも、配信ライブにここまで需要が生まれることも、企画を始めた当初本当に予想していませんでした。
私がライブパフォーマンスを配信しようと思ったきっかけはやっぱり悔しかったからでして。
辛い今の時期に少しでも娯楽を、とか大層な目的からスタートしたわけではありません。
これからどうなるかもわからない。何ができるかもわからない。
そんな中、諦めて終わったわけじゃないんだって自分で納得したかった。
意地です。本当。
でも、身近な人たちにどんどんとコロナの影響が広がっていったのをみていて。バイオレンスな話や差別的な話も耳に入ってくるようになって。
世界がどんどん動いていくのをみて、やっぱりこの配信は今だからできることなのかなと。
この企画はコロナに負けるなって名前にしましたが、それは単にコロナウイルス感染から身を守るだけではなくて、きっとこういう時だからこそ助け合おうと。お互いを思い合おうと。
それが私にとっての"負けるな"だったんだと思います。
コロナに合わせて何度も方針が変わって企画をやめようか悩んだときもありましたが、やりたいことはやり切れたのでよかったです。機材が揃った今がスタートライン。これからも配信や制作を続けていきたいと思います。
また機材妖怪として、普段通りとはまだまだ言えない時勢ですけれど日常に戻ろうと思います。
次回は普通にまた、エフェクターの話やDTMの話をしようと思います。
読んでいただきありがとうございました!コロナに負けるな!

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