【短期企画】コロナに負けるな、配信奮闘記 -Day6 Camtwistで自動カメラ切り替え設定
こんにちは、春が近づき暖かくなる今日この頃。掻き入れ時のバイトを休みまくっています妖怪ギター女です。
本来今の時期は日本にいなかったからね!いなかったはずですからね!サボりではございません。予定通りです。
さて今回は普段通りの不定期更新になりつつある短期特別企画、ライブ配信環境を整えるまでのバタバタを描く奮闘記です。
前回はこちら。
事の顛末はこちらをどうぞ。
アメリカツアーがコロナウイルスで中止になった怨念でただただ進むこの企画。Day6はPC設定編です。
前回が現状報告で機材に触れていなかったので、今回はがっつりちゃんと設定周りについて触れていくつもりです。
映像編、複数台カメラを自動切り替えしたい
まずZOOMのQ2nが届きました。軽い。可愛い。そして多機能。普通にライブハウスに持って行ったらすごく便利だと思う。

こちらの白色モデルを購入。付属品なしで買いましたが付属品パック欲しくなってます。レンズ保護キャップないまま持ち運びは怖くて。
本体のみでの録画の他にWebカメラとしても使えますので、今回はこれをパソコンにつないでライブカメラとすることにしました。
PCスペックや便利さを考えPCは映像専用機に分けることにしまして、私が初めて自分で買ったMacbook airを引っ張り出し映像機として使うことに。
この先代Mac、中古で購入したものを数年使い倒したというスペック的にはだいぶ前のものでして。
買った当初から死に気味だったバッテリーは完全に寿命を終え、電源ケーブルに足を引っ掛けると即座にシャットダウンという危ない仕様になってしまっていました。下手に触るとぶちんと切れちゃうこの子をパフォーマンス担当にするのは怖すぎるので、置きっ放しの映像機にします。
これで配信環境は整ったのですが、せっかく配信やるならやっぱりtiny desk concertみたいにカメラアングルを切り替えた方が楽しいんじゃないか。とか思っちゃったからね。更新が遅れるわけですよ。
しかしTiny deskよりさらにタイニーな私の部屋には人を招く場所がありません。今回の配信のためだけにカメラ切り替え専属人を雇うというのも非常に心とお財布が苦しい。あと人を集めちゃダメでしょう今は。
今お世話になっているライブハウスの配信設備についても色々企んでいるのですが、そこはPAさん一人が色々やっているのでこれ以上負担を増やさずカメラ切り替えできるシステムを考えていることもありまして。
せっかくだしカメラは自動化したい。数秒おきにカメラが切り替わるとかシンプルなので良いから。
そこでDay2で少々触れていたCamtwistを使ったカメラ切り替えについて色々試していました。
Camtwistっていうのは仮想カメラソフトなるものらしく、配信カメラに色々な効果を足せるようになるものです。Macのソフトだけれど非常に軽いのが特徴とのこと。
このソフト内に画面切り替え特化機能のCamtwist studioと、機能を自動化するタイムラインという機能があるらしいので、これは多分自動切り替えくらいいけるだろうと思い見切り発車。
しかしこのCamtwist、2009年くらいに書かれた記事が多くタイムラインという機能がAutomation機能に名前が変わっているような現バージョンについての記事があまりないのです。
そしてそもそも前バージョンであるTimelineの使い方の記事も非常に少ない。
Camtwist studioについての記事は結構あるのですけど、実況配信とかなら手動で切り換えれば済むからね…
海外の人のCamtwist解説も調べてみましたけど、VIPKIDSっていうオンラインスクール?向けの解説が多く、画面キャプチャなどの説明は充実していてもタイムライン機能の説明はざっとみても見当たらず。
なのでフィーリングで適当に自分でいじってみました。その図が下のものです。
最初はSet sourceというコマンドでカメラを切り替えるのかな?とか思ったりしてたんですけど。

命令をループはしてくれるけれど映らない。ぴえん。
そもそも画面切り替えのコマンドはSet sourceではないんじゃないかと思いまして、そこで再び調べまして。
この動画後半をみて自分の勘違いに気づいたのです。非常にわかりやすい動画で参考にさせていただきました。ありがとうございます。
画面切り替えはStudio cutというコマンドみたいです。画面切り替えにエフェクトを足したいならStudio transition。
Camtwist studioで画面を設定→Automate機能のStudio cutで切り替えれば非常に簡単にいけるみたいです。
参考に書き直した結果こちら。非常にシンプル。

ちゃんと動きました。これで配信のカメラ部分は完成。
もっとカメラが増えたらどうしようとか、じゃあこのset source機能はなんなんだろうとか、わからないことは多いままですが、ひとまず今回やりたいことはできました。
タイムライン機能改めAutomation機能の解説は非常に少ないですね。バージョン3のCamtwist studioにはMIDIを受けられそうな機能も見られるので、うまくやればMIDIキーボードでテロップやシーンを切り替えたり、シーケンサーを使ってカメラミキサーもどきな芸当もできるかもしれませんね。色々試したいです。
あとカメラ2台目としてCanonのEOS kiss x5という家にあったカメラを無理やりwebカメラとして使うという計画も、こちらの記事を参考にCamtwistを使って達成。本当Camtwistすごい。
コロナの影響で企画を始めた当初考えられなかったくらい配信需要が非常に高まってきています、みなさまCamtwistを使ったライブライフを是非。
今回は2章立て。次のページはやっと音声編です。
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