Earth quaker devicesのData corrupterは単なる飛び道具じゃない。
こんにちはギター女です。年末ですね。師走ですね。私も走り回るほどではありませんが忙しく過ごさせていただいています。
今回は私の今のボードの主力。Earthquaker devicesのData corrupterについてです。

これはサウンドメッセのEQDブースの抽選でゲットしたものです。
記事を書こう書こうとしてたけど書くまえにブログが消え。遅ればせながらやっとかけます。遅くなりすいませんでした。
この子はPLLシンセサイザーってものみたいですが、PLLってなんぞやとか技術的なスペックや詳細については公式の解読書なる解説があってそれがすごく詳しくて、私の知識でこれ以上の解説は無理です。
なのでこの記事は、一ユーザーの使用した感想に絞って書いていきますね。一応弾いてみた動画もつけておきます。
Data corrupter。飛び道具に収まらない優秀機。
このエフェクターがどんなものかというと、ファズとオシレーターとオクターバー足して割らない贅沢カクテルみたいな感じです。水で薄めない濃さ。
私は最近ギターをベースアンプにつなぐことが多いのですがこの歪みはそんな時にぴったり。ギターにもともと一切なかった低音が生まれます。
パラメーターも痒いところに手が届く。つまみのチョイスが感覚的でサクサク音を作れるのがいいですね。EQDはミュージシャンのメンバーが多いらしく、操作感が本当に実用的です。
ファズとしても非常に優秀。オクターブファズっぽい音にしてこんな感じの演奏やってみたり。
私が使った感じはこんな音。パジャマなのはご愛嬌。
Data corrupterって名前だけど質としては結構まとまった音が作りやすいというか、破壊者的飛び道具サウンドにするもモダンサウンドにするも自分次第って感じですね。
オクターブサウンドは8種類から選べるですが痒いところに手が届くラインナップですよ。ハーモナイザー的に綺麗な和音を作るもよし、低音をとにかくましましにするもよし。ソロに使えるバキバキサウンドから綺麗なドローンサウンドまで楽しんでいます。
アタックした時になるオシレーター的ピチュピチュサウンドをどう使うかも腕の見せ所かなって思います。この音を全力フィーチャーするとなかなかやばい音になります。
パラメーターの設定についても公式さんが一番詳しいので興味がある方はこっちをみてください。サウンドサンプルもあり。ドラムマシンに噛ませたサウンドのサンプルもありますね。かっこいい。
Fuzz Factoryとの合わせについて。
あ、あと私Fuzz Factoryも持ってまして、最近は普通の歪みにファズファク、ソロとか終盤の激歪み用にData corrupterって感じだったのです。
EQDのワークショップに行った時に並べ方について質問して、Data corrupterは後につなぐと全部EQDの音になっちゃうから最前って最初は考えまして。しばらくはData corrupterを最前にしてたのですが、今はData corrupterはファズファクの後ろです。
Fuzz Factoryってごっそり帯域持っていくのね…せっかくのData corrupterの低音が持ってかれちゃう。Fuzz Factoryさすがやね。この子こそ最前が吉だね。ギターに埋め込む人が現れるわけですね。
「このエフェクターをかけると全部この音になってしまう」ってよくエフェクターレビューで見かける表現です。主に否定の言葉として。Data corrupterはその筆頭みたいなエフェクターです。
でもこの子の音が欲しいからボードに入れてるわけで。その音になって何が悪い!とも思うのは私だけでしょうか。
最前にして他のエフェクターの音を混ぜ込んで自分だけの音、というのもいいですが、そこそこ後ろにかましてやってData corrupterに染められた音色に浸るのも醍醐味かなって思うわけです。
そんな感じでData corrupterのレビューでした。私的には巷で言われるより凶悪でも使いづらくもないと思いましたよ!

参考に私の大好きなギタリストの使うData corrupterの動画を貼って今回は締めさせていただきます。読んでいただきありがとうございました!
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