ギター紹介2-Edwards E-SN-135FRとスイッチング奏法のお話。

2021年5月31日

こんにちは。今回はまたギターのお話です。今度はエドワーズのスナッパーことE-SN-135FRについてです。

サウンドハウス

スナッパーの特徴

・ストラトの形でめちゃ重い

・メイプル指板で硬くて素直な音

・フロイドローズ

このギターはその前に使っていたaria pro 2のストラトがライブ中に鳴らなくなるという事件が起きたので、毎日朝起きて家族のお弁当作って、母親に一日2時間時給800円で雇ってもらいお金を貯めてなんとか購入したいい思い出のあるギターです。

最初はシェクターのダイヤモンドシリーズ買う予定だったんです。アーチトップの真っ赤なボディに一目惚れしたのです。

SCHECTER ( シェクター ) / HELLRAISER C-1 FR S BCHSCHECTER ( シェクター ) / HELLRAISER C-1 FR S BCH

こういうのね。

そうしたらWhammyの時同様また店員のお兄さんに捕まりまして。

「ダイヤモンドシリーズ探してるの?実は同じくらいの値段帯のストラトがもう一本あるんやけど」

「いやシェクターかっこいいし別にいいでs」

「このギター型落ち品でして半額なんです!品質もめっちゃいいんですよ?音もいいでしょ。元々ダイヤモンドシリーズより高いけど型落ちで半額以下だからダイヤモンドシリーズより安く買えるよ。今限定ですよ!運命ですよ運命!」

「…買います!(*´∀`)」

…当時の私本当に押しに弱かったんですよ…今思うと型落ち品の在庫さばきたかったんだろうなぁ…

押しに負けた前回の私はこちら。

このギター、特に知識もない頃に買ったのにいきなりフロイドローズで、しかもギター屋の店員さんが特に説明をしてくれなかったため、購入初日に弦を切ってしまいました。

ロックしたまま「あれ、チューニングが変わらないなー」なんてぐりぐりまわしてるうちにぷつんとね…。素人丸出し。

そんな感じでなかなか面白い思い出の付いて回るギターです。

フロイドローズにいきなり触ったおかげで不思議なギターがあるんだってことにも気づけたし。アームプレイも大好きになりました。

ダイヤモンドシリーズを買っていたらばりばりの早弾き勢になっていたりして。それかYvette Youngばりのタッピング勢になっていたか。

そして高校時代はこの一本でいろんな曲をやったので愛着もあります。このギターでチューニングばらばらなセットリストをやることになったから、なんとか全部ドロップDでいけるように試行錯誤したりしました。

あと今の手持ちのギターの中でもダントツに重いんですが、高校時代はこれにエフェクターボードを手に持って数キロ歩いたりしていたんだから高校生すげえなと思います。

そして「大学になったらもっと軽くてチューニング楽なギターを買おう」と決意させてくれて機材収集に拍車をかけてくれやがりました。

結局次はチューニングと弦変えさらにややこしいビグスビー買っちゃってより悩むんことになったんですけどね…。

スイッチング奏法について

またちょうどこの時期トムモレロにめっちゃ影響を受けまして、このストラトに穴を開けてキルスイッチ増設してもらいました。

on/off/onの3段スイッチだからトムモレロはスイッチングが速い!という記事を見て改造したのですが、失敗したのがこのギターにくっつけたキルスイッチはオール金属製の固いものだったこと。

椎名林檎のギプスで西川進がやっているようなスイッチング奏法はできますが、Audioslaveでトムモレロがやっているような速度は無理!

この動画冒頭のソロで披露してるこれ。速いです。どうやってるのか。

あとで気づいたんですがレスポールについているようなバネの仕込まれているものの方が切り返しが早くできるし疲れないし綺麗に切れるんですよね…半端な押し込みとバネの反動でそこそこ早く切れます。

いろはちゃんのPU切り替えをレスポール系のスイッチに変えて試してみるとだいぶん楽にはなったもののカツカツです、トムモレロさんは手の動きにも余裕があるし、本当に謎が多いです。正直連打したいならゲーセンスイッチ系をつけるのが一番いいのじゃないかしら。Bucketheadですね!

ということで、スペックよりもどれだけ愛着あるかののろけとスイッチングがうまくいかない愚痴の記事になってしまいました。

最近弾いてあげていないですが、余裕ができたらスイッチを連打できそうなものに変えてまたごりごり弾いてあげたいです。