エフェクター紹介3-BOSS PW-10がもはやワウじゃない。

2021年5月31日

こんにちは。今回はエフェクター紹介第3弾…なんですけれど、この子が一番新顔ですのでまだ弄り倒せてないんです。中古で買いましたBossの廃盤ワウペダル、PW-10です。

サウンドハウス

PW-10のスペック

このワウは完全なデジダルエフェクターで、3つの設定を本体に記憶できます。
メモリー3つと、本体に今現在設定されているつまみのワウで4モードいけます。
つまみはモード選択とレンジ選択、歪みのレベル、本体ボリューム…なんですが、このモードが曲者。
普通のワウだけでなくユニバイブだのベースミックスだの色々入ってます。それにそれぞれ歪みが当てられていてもうよくわからないことに。

中古ですからデフォルトがどうだったのかわからないですけれど、私が購入した時にはメモリーにそれぞれ
・ソロ用激歪みワウ
・謎のフランジャー風サウンド
・綺麗なコーラス風サウンド

が入っていました。もはやワウじゃない。

あまりに面白すぎたので、設定も並びもそのままほぼ動かしていないです。
スイッチがつま先側とかかと側にあるので、ヒール履いてると最初踏み間違い多発してました。

あとサイズのわりに軽いのと、ブースター兼ねられるのと、歪みとしてもなかなか使えるのでセッションくらいの場所だとオーバードライブ代わりに持っていくこともあります。もはや用途がワウじゃない。


ということで変わったワウ探している方にはオススメです。ライブで焦ってると踏み間違い本当に多くなるけどきっと皆様は私よりライブの時落ち着いているさ!

余談、前任のワウのお話

ここからは脱線というか、私とワウに関わるお話。

ワウはもともとJim DunlopのCry babyをもってたんです。定番ですね。

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / GCB-95 CRYBABY WAH WAHJIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / GCB-95 CRYBABY WAH WAH

定番ですね。

機能に不満はないんですが、この子がとにかく重いのと、ワウかけられるレンジの設定などをもう少しいじれたらなと思って。それで新しいワウを探してたんです。
そしたらまた条件にピッタリ合うのがBOSSさんでした。むしろ思っていた以上にいろいろできてびっくり。

このクライベイビーさんにもまたちょっとした逸話がありまして。

ギターを始めた時ZOOMのg2.1nuを一緒に購入したんですが、ギターを始めて数ヶ月後にいきなり外でのライブが決まっていたため超特急で練習していたのでエフェクターの使い方を全く読んでいなくって。
オートワウをワウだと思い込んで
「なにこのマルチ、ワウが入ってないじゃん!ふみふみできないじゃん!よし安いの買いに行こう!」となったわけです。

このマルチにくっついているペダルが何のためにあるのか、当時の私に考える頭はありませんでした。

ということで記念すべきコンパクト第一弾がクライベイビーさんだったわけですう。

この子は関西の楽器屋で購入したのですが、この前東京の楽器屋に初めて行ったとき、そのクライベイビーを売ってくださった店員さんに偶然お会いしました。転勤していたそうです。まさかすぎる偶然。
お兄さんもなんと私のことを覚えていてくださって、ひとしきりお話しした後
「数年前なのによく覚えててくれましたねー」と言うと
「コンパクト第一弾にワウを買ってく人はそうそう忘れません。」と。

…言われてみたら確かにそうですね。
せっかく覚えてくださっていたので、尖った変態だからでなく無知ゆえの買い物だったということは黙っておくことにしました。思い出は思い出のままで。

以上読んでいただきありがとうございました!